SuperSaaSのサービスタイプ予約システムは、別途構築したリソースタイプの予約システム・スケジュールを内包連携できるユニークな予約システムが構築できますが、相互に連携するのは予約スケジュールであり、その予約行為に伴う通知などは連携できていませんでした。
場合によってはかなり不便でしたが、今回、新たに通知の連携が可能になるオプション設定が追加されました!
未翻訳の新機能など仕様変更は基本英語表示でのみ有効になるようですし、公式日本語サイトは記述が古いままだったり新仕様の紹介が未掲載だったりと各所で語弊が見られますので、SuperSaaSを管理する時は基本英語表示とし、公式サイトもオリジナルとなる英語圏サイトを参照するのがベターかもしれません。
サービスタイプでの予約操作で内包連携するリソースタイプの通知設定をトリガーできる
この新設定はサービスタイプ専用です。
サービスタイプスケジュールの設定プロセスにある誰かが予約の変更もしくは新規作成を行った場合に通知しますか?に追加されたオプションとなります。
If this affects a connected schedule, also trigger any configured notifications and webhooks thereとあるように、チェックを入れることで、予約対象となるサービスに内包連携するリソースタイプのスケジュールがある場合、サービスの予約操作に連携して通知がトリガーされるようになります。
デフォルトでは通知連携はなく予約スケジュールのみが連携していましたが、連携して通知がトリガーされることでさらに便利な使い方ができるようになりそうですね!
連携通知をテストしてみよう!
用意したスケジュールは以下の通り
1、リソースタイプ予約システム「スタッフA」
2、リソースタイプ予約システム「スタッフB」
3、サービスタイプ予約システム「連携通知テスト」
1、2はそれぞれ、プロセス設定の誰かが予約の変更もしくは新規作成を行った場合に通知しますか?で誰でも全ての変更後を条件にメールで通知する設定にしています。
3のサービスとして、1、2のいずれかを選択する予約対象を作成し、プロセス設定の誰かが予約の変更もしくは新規作成を行った場合に通知しますか?のIf this affects a connected schedule, also trigger any configured notifications and webhooks thereにチェックを入れています。
この状態で、サービスタイプ予約システム「連携通知テスト」を開き、「スタッフA」を指定してサービス予約してみましょう。
結果、リソースタイプ予約システム「スタッフA」の通知先に設定していたメールアドレス宛に、予約が登録された通知が届きました!!
もちろん、サービスタイプ予約システム「連携通知テスト」の通知は「指定なし」に設定していたので通知されませんでしたし、同じサービスとして連携していても予約対象とならなかったリソースタイプ予約システム「スタッフB」へは通知されません。設定通りの挙動です。
今回は単純に誰かが予約の変更もしくは新規作成を行った場合に通知しますか?での設定でテストしましたが、webhookも設定しておけばトリガーされることでしょう。
リソースタイプを内包連携した「サービス」を予約対象として構築できるサービスタイプは、ちょっとクセがありますがニーズが合えばとっても便利でユニークな予約システムです。
今回、制約となっていた通知連携が可能となりましたし、次は価格の設定とかも連携できるようになるともっと便利になるかもしれませんね!(めっちゃややこしくなるけどw)