SuperSaaSを独自設計システムで活用
APIを用いるとSuperSaaSを独自の仕組みで活用することができます。それこそ、SuperSaaSを内包した別のサービスとして展開することも可能です。
ただ残念ながら、現状のAPIは仕様的にも中途半端で十分な仕組み作りには不足も目立ちます。
それでも、アカウント内を横断して統計管理したり、独自の予約プロセスを構築したり、独自機能を付与した予約システムとして運用したりなど、工夫次第でいろいろと活用の幅が広がります。
SaaS活用の基本ですが、まず「できること」と「できないこと」を十分に理解するところから始めると設計や構想に無駄が出ません。
APIの基本理解は必須ですが、活用には公式のAPIモジュールライブラリを参考にしたり、改修して用いるなどが便利かもしれません。
APIの基本的な使い方
SuperSaaSのAPIはRESTfulです。
管理者の「アカウント名」と「API Key」をキーとして認証します。
単純にレスポンスを取得するものですので、およそクライアントを選ばずに利用できます。
API Keyの取得方法
APIを利用するためには、認証としてAPI Keyが必要になります。
画面下部のAPI KeyにあるGenerateをクリックすることで発行されたAPI Keyが表示されます。
「公開する」とあるので、まるで第三者にまで開示されるようにも見えますが、単に表示するという意味でしかありません。
クライアント別モジュールライブラリ
いくつかのクライアントでAPIがモジュール化されてGitHubで公開されていますので、活用するクライアントが合えばそのまま便利に使えます。
放置がひどいモジュールもありますが、コードが古くても十分参考になります。
APIの使い方
ライブラリを用いない場合、APIのコールとレスポンスの取得処理を独自に設計構築する必要があります。
それほど複雑なものではなく、RESTfulなのでごく単純で簡素に扱えます。
基本はAPIのURLに対して、HTTPメソッド(GET、PUT、POST、DELETE、OPTIONSなど)コールするだけです。
GETメソッドで用いることができるAPIであれば、普通にブラウザからURLを入力してホームページを閲覧するようにコールすることができます。
例:
https://www.supersaas.com/api/API名?account=アカウント名&api_key=API Key&フィールド=パラメータ&フィールド=パラメータ&…
例:認証情報はMD5ハッシュ化して代替できます
https://www.supersaas.com/api/API名?checksum=MD5ハッシュ化された認証情報&フィールド=パラメータ&
実際には任意のクライアントプラットフォームでAPIのコールとレスポンスの処理することになると思います。
APIを用いると、SuperSaaSの汎用機能にはない仕組みを構築できるので、活用幅が格段に広がります。
相応のディレクションスキルやプログラムスキルが必要となりますが、工夫次第で独自のユニークな仕組みの構築にチャレンジできます。
とはいえ、無限のスケーリングとも思えませんので利用にはある程度の配慮が必要と思います。
そのため、上限制限の存在も踏まえて、プロシージャにウェイトやリミッターバッチを事前の設計仕様に入れておくべきかもしれません。
- Advance
- iframeで埋め込み活用
- 独自ドメインで活用
- SSLでの利用
- ホワイトラベル活用
- オンライン決済サービスの活用
- Paypalの設定
- Stripeの設定
- Squareの設定
- Mollieの設定
- ePayの設定
- PayUの設定
- Paystackの設定
- Mercado Pagoの設定
- その他の決済サービスを利用
- 他サービスとの連携
- 連携サービスの活用
- Make(旧Integromat)
- Zapier
- Pipedream
- Integrately
- SureTriggers
- ZoomやGoogle Meetとの連携
- SuperSaaSのWebhook
- SuperSaaSのAPI
- APIの基本
- アポイントAPI
- ユーザーAPI
- フォームAPI
- インフォメーションAPI
- プロモーションAPI
- APIの活用例