通知メッセージ用オートテキスト
メールなどでの通知のカスタマイズに用いることで、その内容を動的に設定したり制御することができます。
通知用メッセージ用オートテキスト
文字変換型オートテキスト
【修正更新:2024-03-11】「$doorcode」が追加
Nukiスマートロックと互換性のある6桁のパスコードに置き換わるオートテキストが追加
【修正更新:2023-11-25】「$level」が追加
対象スロットの(メール送信時の)予約総数に置き換わる定員制タイプ用のオートテキストが追加
【修正更新:2023-01-16】「$su」が追加
Supervisorフィールド内容に置き換わるオートテキストが追加
【修正更新:2022-11-27】「$position」が追加
順番待ち予約時の待ち順番号を返す定員制タイプのオートテキストが追加
【修正更新:2022-06-04】「$meeting_url」が追加
オンラインミーティングとの連携機能実装に伴うオートテキストが追加
オートテキスト | 概要 |
---|---|
$name | 対象ユーザーの氏名情報に置き替わります。 |
$dear | 対象ユーザーの氏名情報に敬称を付与して置き替わります。 日本語メールであれば名前の後ろに「様,」が付与されます。様の後ろの「,」が邪魔ですね。 |
$login | 対象ユーザーのログイン名情報に置き替わります。 リマインダーメールやフォローアップメールでは使えないようです。 |
$url | 対象となるリンクURLに置き替わります。 予約関係であればカレンダーのURLに、フォーム送信であればそのフォームのURLに置き換わります。 ユーザー登録時の通知では使えないようです。 |
$modurl | ログインを必要としない、対象予約の編集画面への直接リンクURLに置き替わります。 この$modurlは予約の確認メール専用のオートテキストです。 |
$action | メールの配信トリガーとなったアクションを表す単語に置き替わります。 対象処理がどのように表現(翻訳)されるか公式情報がありません。 変換される文字列が単語だったり、文章だったり、ひどいものは英語のままだったりと、活用には十分な確認と管理は必要かもしれません。 |
$details | 対象の詳細情報に置き替わります。 ユーザー登録の確認メールでは、その情報内容がユーザー名のみとなるようです。 |
$id | 対象の参照用番号(ID)に置き替わります。 IDは一意ですので対象を特定するのに便利です。 リマインダーメールやフォローアップメールでは使えないようです。 |
$slot_id | 対象予約スロットの参照用番号(ID)に置き替わります。 定員制スケジュール専用です。 |
$form_id | 対象フォームの参照用番号(ID)に置き替わります。 予約やユーザー登録でもフォームを含む場合は、IDに置き換わります。 |
$start | 予約に関するメールの場合は、対象予約の開始日時に置き替わります。 |
$finish | 対象予約の終了日時に置き替わります。 |
$created | 対象予約の作成日時に置き替わります。 |
$updated | 対象予約の最終更新日時に置き換わります。 |
$start_time | 対象予約の開始時刻に置き替わります。 |
$finish_time | 対象予約の終了時刻に置き替わります。 |
$when | $startと$finishを合わせた形で、対象予約の開始日時と終了日時に置き換わります。 システムとユーザーで異なるタイムゾーン表示を設定している場合は、同じように両方のタイムゾーン日時表記に置き換わります。 |
$previous_start | 対象予約が更新される前の開始日時に置き替わります。 更新前の情報がない場合は、$startと同じです。 更新前の日時情報の取得はこの開始日時用の$previous_startしかありません。 更新前の終了日時の取得や、時刻のみの取得用のオートテキストは用意されていません。 |
$length | 対象予約の長さに置き替わります。 |
$meeting_url | Google MeetやZoomなどオンラインミーティングと紐づいている場合は、そのリンクURLに置き替わります。 |
$doorcode | Nukiスマートロックに互換性のある6桁のパスコードに置き換わります。 スマートロックとSuperSaaSの連携活用のためのオートテキストです。Webhookを用いた連携など具体的な手法はこちらのSuperSaaS公式ブログで詳しく紹介されています。 |
$price | 対象予約の価格に置き替わります。 |
$credit | 対象ユーザーが保有するポイント(クレジット)の値に置き換わります。 (決済処理を伴う場合は、決済後の値となります) |
$password | 公式サイトからこのオートテキストの掲載は削除されました。 |
$resources | 対象サービスの予約に連携して予約されるリソース名称に置き替わります。 サービススケジュール専用オートテキストです。 |
$position | 順番待ち予約時にその待ち順の番号に置き換わります。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$field_1 | それぞれ対象予約のカスタムフィールド情報の一つ目と二つ目に置き替わります。 |
$field_2 | |
$field_1a | それぞれ対象ユーザー情報のカスタムフィールド情報の一つ目と二つ目に置き替わります。 |
$field_2a | |
$su | Supervisorフィールドの内容に置き替わります。 |
$title | 予約対象スロットのタイトル情報に置き替わります。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$location | 予約対象スロットの場所情報に置き替わります。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$quantity | 予約時に指定された予約量の数値に置き替わります。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$level | 予約対象スロットの(メール送信時に登録されている)予約総数に置き替わります。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$description | 定員制スケジュールの場合は、対象予約の説明情報に置き変わります。 サービススケジュールの場合は、予約対象のサービス名に置き変わります。 リソーススケジュールの場合は、複数のリソースが設定されている場合のみ、そのリソース名に置き換わります。 誰がこんな設計にした、と言いたくなるような仕様ですね… |
フロー制御型オートテキスト
【修正更新:2023-03-17】$ifの条件指定に論理式が実装されました
$ifの条件指定にANDとORが実装されましたので追記
$ifを用いて、条件にマッチした場合のみ表示を行うことができます。
条件には論理式のAND(論理積)とOR(論理和)の利用が可能です。
AND(論理積)は&&、OR(論理和)は||で指定できます。
また、$elseを用いることで、直前の$ifの条件にマッチしない場合の表示も指定できます。
基本的な用い方:
$if “条件” {条件にマッチした場合の表示} $else {条件にマッチしなかった場合の表示}
表示用と異なり条件は””(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
$if “条件” {条件にマッチした場合の表示} $else {条件にマッチしなかった場合の表示}
表示用と異なり条件は””(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
AND(論理積)の使い方:
$if “条件A && 条件B” {条件Aと条件Bの両方にマッチした場合の表示} $else {条件にマッチしなかった場合の表示}
OR(論理和)の使い方:
$if “条件A || 条件B” {条件Aか条件Bのどちらかにマッチした場合の表示} $else {条件にマッチしなかった場合の表示}
表示の内容を格納する{}の中でも、$if、$else以外のオートテキストが利用できます。もちろん改行コードを含めて複数行としても問題ありません。
$if | 概要 |
---|---|
$if “created” {内容} | メールの配信トリガーが新規登録であれば、内容を出力します。 |
$if “changed” {内容} | メールの配信トリガーが情報更新であれば、内容を出力します。 |
$if “deleted” {内容} | メールの配信トリガーが情報削除であれば、内容を出力します。 |
$if “approved” {内容} | メールの配信トリガーが対象の承認であれば、内容を出力します。 |
$if “refunded” {内容} | メールの配信トリガーが支払いの返金であれば、内容を出力します。 |
$if “国コード” {内容} | 言語設定が指定国の言語であれば、内容を出力します。 |
$if “placed_on_the_waiting_list” {内容} | メールの配信トリガーがキャンセル待ちリストへの予約登録であれば、内容を出力します。 定員制スケジュール専用オートテキスト |
$if “changed_on_the_waiting_list” {内容} | メールの配信トリガーがキャンセル待ちリストでの予約更新であれば、内容を出力します。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$if “removed_from_the_waiting_list” {内容} | メールの配信トリガーがキャンセル待ちリストでの予約削除(キャンセル)であれば、内容を出力します。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
$if “placed” {内容} | メールの配信トリガーがキャンセル待ちリストから正規予約への移行であれば、内容を出力します。 定員制スケジュール専用オートテキストです。 |
通知用特殊処理オートテキスト
【修正更新:2024-05-12】「$skip」が追加
通知自体をキャンセルする処理用オートテキストが追加
通知用オートテキストには、置き変わりやフロー制御以外に、特殊制御を行えるオートテキストがあります。
これらのオートテキストは、通知内容のどこに記述しても効果があります。
オートテキスト | 概要 |
---|---|
$subject | 続く同じ行の内容をメールの件名(サブジェクト)にします。 |
$replace | カスタム設定に付与されるシステムメッセージを出力しません。 メールはカスタム設定された内容のみとなります。 |
$nourl | メール内容としてデフォルトで出力されるURL表記箇所を削除します。 カスタマイズなどで追加したURL表記は削除されずにそのまま出力されます。 |
$ical | 対象が予約である場合、そのiCalendar形式のデータファイルを添付します。 |
$form | 対象にフォーム情報が含まれている場合、そのフォーム内容をHTMLファイルとして添付します。 |
$skip | 通知を行いません。 $ifや$elseといった条件式と併用して用いるなど、通知をキャンセルすることができます。 |