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〜 SuperSaaSの使い方 〜

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SuperSaaSの予約時の選択入力項目で使える、価格設定の新仕様「中括弧 { } 」

既存の仕様は「大括弧 [ ] 」を用いたオプション的な機能

SuperSaaSでは予約時の入力項目に、カスタムフィールドとしてプルダウンメニュー(select)を利用することができます。

そして、その選択肢には利用者には非表示となる、選択肢に内包する情報をオプションとして付与することが可能となっています。

旧来の仕様では、オプションとなる内容は大括弧(角括弧)[ ]で括り、設定可能な機能は3通りでした。

選択肢となる項目を設定

予約時の表示状態

選択不可
何も含まない[ ]だけを指定することで、その選択肢が選択されている場合は予約を受け付けないことが可能で、初期表示の案内などプレースホルダーテキストのように用いることが可能です。
記録用文字列を指定
その項目の情報として記録される文字列を指定できます。
[ ]内に文字列がある場合、選択肢を構成する文字列ではなく、括弧内の文字列のみが項目の情報として記録されます。
価格情報を指定
[ ]内の数値を価格情報として価格ルールの処理対象とすることができます。
価格のルールでフィールドに価格を追加、もしくはフィールドを合計に追加を用いることで、[ ]内の数値情報を価格情報としてルールに加えることが可能です。

追加された新仕様「中括弧 { }」

既存のオプション設定は大括弧(角括弧)[ ]でしたが、新たに中括弧(波括弧){ }が追加されました。

新たに追加された中括弧{ }は、大括弧[ ]でも可能な価格情報の指定と同じ機能です。

旧来の仕様から重複して特化した形ですが、この新仕様実装には大きく3つの特徴があります。

マイナスやパーセントの指定が可能

価格情報の指定は加算となる数値指定のみでしたが、今回の仕様追加でマイナスやパーセントの指定が可能になりました。

マイナスやパーセントの指定が可能

これは中括弧{ }だけでなく大括弧[ ]でも有効です。

フォームでも使用が可能

中括弧{ }は2つしかないカスタムフィールドだけでなく、フォームのラジオボタンチェックボックスドロップダウンマルチセレクトでも用いることが可能で、予約とフォームを連携することで価格のルールに追加することができます。

フォームで中括弧を用いことが可能

価格のルールの条件に追加可能

今までは価格に影響するオプション的な入力項目としてカスタムフィールドのセレクトボックス2つだけでしたが、フォームを用いることで、ラジオボタンやチェクボックスも使えて格段に拡張されたことになります!

価格のルール条件がフォームを追加のみしかなく、価格合計に対する算出処理となります。
{ }内の価格情報の末尾に#をつけることで価格合計ではなく基本価格に対する算出処理とすることも可能です。
フォームでは今回追加された%を用いることができません。
を無視した数値として処理されます。

従来の「大括弧 [ ] 」と併用が可能

大括弧[ ]による価格情報の指定はそのまま記録用文字列となるため、価格情報の指定に用いた時に不便がありましたが、中括弧{ }と大括弧[ ]は併用できますので、記録用文字列と価格情報をそれぞれ独立した指定が可能になりました。

大括弧と中括弧を併用

カスタムフィールドでは旧来の仕様通り大括弧[ ]でも価格情報が扱えます。
競合処理など不測の挙動を避けるためにも、今後は価格情報の内包に大括弧[ ]ではなく中括弧{ }を用いるように運用するべきかもしれません。

十分に検証して使いましょう

旧来の使用法に大きな変更がないので、仕様追加に伴う対応の必要がなさそうな点は評価できますが、旧来仕様と新仕様が競合するなど各所で混乱や懸念も感じられます。

  • 大括弧[ ]と中括弧{ }の複合利用時の競合
  • カスタムフィールドフォームでの仕様の違い
  • リソースタイプで価格ドロップダウンリストから選択を用いた場合に{ }を用いた時の挙動

検証を利用者に丸投げしているかのような、十分な設計がされていない、思いつきで実装された仕様追加に感じます…

事前通知の無い急な仕様追加の上、公式情報が現状で英文のみと不透明なところが多く、決済処理など金銭的な処理に関わる重要な機能でもありますので、不測の懸念や不明な点など不安がある場合はサポートまで問い合わせ、公的な案内を受けることをオススメします。


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