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IntegromatサービスがMakeサービスにリニューアルしたようなので既存アカウントを移管させてみました

IntegromatサービスがMakeサービスにリニューアル

ウェブサービスどうしを簡単に連携し便利に活用できるIntegromatサービスがMakeサービスとしてリニューアルしたようです。
共同管理ユーザー登録が無料版でも可能になったりなど仕様面での拡充や、価格設定が見直されたりと、ブランド名を変更しての大幅なアップグレードとなっています。

私はオンライン予約システムSuperSaaSと他サービスを連携して、会員登録や予約があった場合にCRMやスプレッドシート、メールなどと連携処理させてもらうことでIntegromatサービスを便利に使わせてもらってます。

Makeサービスが公開されてからは、レガシーサービスとなるIntegromatにアクセスするとMakeサービスへの移管案内が表示されるようになっていて、Integromatサービスに新規アカウントを登録しようとしても、自動的にMakeサービスへの新規登録となります。

トップページで案内が出ていますMakeサービスが公開されたのち、レガシーサービスとなるIntegromatにアクセスするとMakeサービスへの移管案内が表示されるようになっていて、Integromatサービスに新規アカウントを登録しようとしても、自動的にMakeサービスへの新規登録となります。

2023年にIntegromatサービスはサポートが終了する予定とのことで、既存ユーザーは折を見てMakeサービスへのアカウント移管を行う必要があるようです。

MakeサービスはIntegromatサービスのリニューアルサービスであり、上位互換となるサービスのようですが、必ずしも同等ではないこともあるためか、アカウントの移管は自動的ではなく、各ユーザーがサービスの移管を了承する意味でも手動で行う必要があるようです。

アカウントを移管する前にFAQを見ておいた方が良いかも

リニューアルであり見た目も仕様や機能も上位互換のようですが、必ずしも同等ではないこともありますので、新規であれば問題はないですが既存のアカウントの移管である場合は、FAQサイトがありますので熟読確認したほうが良いかもです。

FAQサイトイメージ

英語ですが機械翻訳でもおよその内容は理解できると思います

料金設定や規約の変更程度なら良いのですが、仕様そのものの変更も少なからずあるようですので、設定が引き継がれるとはいえ運用中の既存シナリオがそのまま移動されるか不安が残りますし、アカウントの移管結果が心配な場合は、別アカウントを新規に作って試験するなども視野に入れておいた方が良いかもです。
来年まではIntegromatサービスも使えるようですので、慌てて移管する必要はないと思いますので十分な検証をもって移管に臨みましょう!

思い切ってIntegromatアカウントをMakeに移管してみました

物は試しと、簡単なシナリオを一つだけ登録して使っているフリーのIntegromatアカウントを持っているので、そのアカウントをMake公式サイトの案内を見ながらMakeに移管してみました。

アカウントの移管案内

手順からすると、まずMakeサイトに行って既存Integromatアカウントで登録しているメールアドレスでサインイン(アカウントの新規登録)するようです。

メールアドレスだけ入力してサインアップすればいいのかな?

Makeアカウントの新規登録画面
と思いながら、メールアドレス欄にて既存Integromatアカウントで登録しているメールアドレスを入力すると、それだけで自動的に確認認証されてアップグレード(移管)の案内が表示されました!

移管の承認案内

同意するチェックを入れてサインインボタンをクリック!

Integromatサイトのログイン画面に遷移しましたので、アカウント移管の案内通りに既存アカウントでサインインします。

Integromatログイン画面

サインインするとIntegromatの管理画面ではなく、アップグレードハブになりました。

アップグレードハブ

もちろんアップグレード(アカウントの移管)をするつもりですので、コンティニューをクリック!

アップグレード
Organizations? よくわかりませんが、Makeでは複数の管理グループがつくれたりとかでしょうか、まだよくわかっていませんが、とりあえず今はアカウントの移管が目的ですので、Create Make Organizations をクリック!

リュージョンの選択

えっ!? リュージョンを指定する必要がある???
しかも、選択肢に日本はない…?

後から変更もできないようですし、ここで指定するリュージョンがどう影響するかもわからない…
選択肢はEUとUSの二つだけ…

ここは後で調べるなりするとして、思い切って初期表示されていたEUのままBegin upgade!

【追記更新:2022-03-19】リュージョン指定について付記
このリュージョン指定、MakeがAWS(アマゾンウェブサービス)を基盤としたための設定ようです。 今のところEUとUSだけが実装されているようで、アジア・パシフィック(東京や大阪)の実装が待たれますね。


しばらく画面を眺めていましたが、特に自動的な画面遷移とかしないようです。
処理は100%になってますし、Doneと表示されているので移管処理は完了しているのだと思い、Open makeをクリックしてみるとMakeの管理画面に遷移しました。

Make管理画面
およそシナリオを含めIntegromatアカウントの設定が引き継がれていますが、新仕様などもあるようですので各種設定を再確認したほうが良いと思います。

Makeに移管してもIntegromatアカウントは消失していないようです。
試しにIntegromatにログインしたら普通にIntegromatの管理画面に入れました。
ただ、シナリオはIntegromatからMakeに移動していましたので二重起動などのややこしいことにはならないと思います。
とはいえ、念のためMakeへの移管後にIntegromatアカウントも確認はしておいたほうが良いとは思います。

IntegromatアカウントのMakeへの移管は簡単にできましたが、その後に十分な確認が必要とも感じました

その見た目や使用感も、およそIntegromatからデザインベースが引き継がれているため、Makeに移管しても戸惑うことは少ないですが仕様の変更は結構あるようです。

仕様の変更や追加に伴い、設定など追加があったりリセットされていたりがありますので、移管後は一通りチェックしたほうが良いと思います。

IntegromatからMakeへの移管(アップグレード)自体はとても簡単に行うことができますし、まだしばらくはIntegromatの利用も可能ですので、慌てて移管せずに十分な確認と準備をしてからが良いかもです。

とは言え、ただでさえ便利なIntegromatがMakeになってさらに便利に進化したのですから、ここで乗り換えない選択肢はないと思います〜


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